STAGLEE の制作/運営をしております大島です。
今回のブログでは、STAGLEE の「イベント情報」周りのお話が中心となりますが、これをご理解頂きますと、「もはやミュージシャン側ではライブ告知自体が要らなくなるのか!」とお感じになることでしょう。
情報を発信するだけでは届かない
下図をご覧ください。
左側の図は『現在の姿』を抽象的に表現したものです。
閲覧者Aさんは、自分が好きなミュージシャンのウェブサイト:クローバー(♣︎)については、その存在を知っていますし、自ら情報収集を行っています。したがって、クローバーから発信されているライブ情報から『予約』というアクションを起こすことができ、実際にライブに参加することが出来ます。
しかし、Aさんが現在「名前すら知らない」ミュージシャンのウェブサイト:スペード(♠︎)にはアクセス出来るでしょうか?当然ながらスペードから発信されているライブ情報がAさんに届くことは考えられません。
ライブ情報を受け取る以前には、その情報に「関心がある」必要があります。
例えば Twitter や Facebook でシェアされて、Aさんの元にスペードのライブ情報が流れてくることはあるかもしれませんが、関心のない情報を積極的に知ろうとすることはまずなく、ただ目の前を通り過ぎるだけです。
知るきっかけさえあれば Aさんが関心を持つかも知れない、スペードから発信されているライブ情報は、どうすれば Aさんに関心を持ってもらえるでしょうか。
情報のネットワーク化
右側の図は、STAGLEE に全ミュージシャンの情報が登録されている姿を表すイメージ図です。
STAGLEE 内では情報が標準化されており、また検索できますので、閲覧者は知りたい情報に素早くたどり着くことが出来ます。
ここで STAGLEE の「イベント情報」の仕組みをご理解いただくと良いでしょう。
STAGLEE の「イベント情報」は、ステージ事業者が専用フォームから登録する仕組みとなっています。
この登録の際、STAGLEE に登録があるパフォーマー(出演者)は、リストから選択するだけでリンク付きで掲載されるようになります(登録のない出演者は、従来通りのテキスト情報だけとなります)。この小さな仕組みにより閲覧者は、パフォーマーのプロフィールページに簡単にアクセスが出来るようになり、出演者を知ることができるようになります。
プロフィールは、パフォーマーの「オフィシャルサイト」を代替えする機能を備えており、パフォーマー自身で専用フォームに情報を入力すれば直ちに公開できるようになっています。テキスト情報だけでなく、YouTube動画も掲載できますので、このプロフィールが新規ファンを獲得するきっかけとなり得ます(別ウインドウでプロフィール・デモを見る)。
またイベント登録時にはタグを付けます。タグとは、例えば音楽の場合には音楽ジャンルとなります。イベントに「ジャズ」とか「AOR」とか印を付けておくようなイメージです。
このタグですが、クリックすると、そのタグが付いたイベントをシステムが集め一覧表示してくれます。
閲覧者は、自分が知っているミュージシャンが出演するイベント情報に付いているタグをクリックすることで、自分の好みに近い他のイベントにたどり着けるのです。つまり、今までは出合う事が無かった「新しい情報」に触れる機会を得るのです。
登録すれば拡散する「イベント情報」
ステージ事業者がイベント登録を行うと、瞬時に以下のようにイベント情報がイベントカード形式で表示されます。
STAGLEE が登場する以前は、ミュージシャン側でも個々のウェブサイトからライブ情報を発信する必要がありましたが、STAGLEE に情報が集約されますと、(上図の仕組みにより)ミュージシャン側ではライブ情報を発信する必要性はなくなります!
ミュージシャン側に求められるのは、STAGLEE 内の「ブログ」から日々の活動を伝えることです。
この活動を継続することはネット社会の現代においては大変重要で、すでにファンになってくれている方にはもちろん、潜在的なファンにも有益な情報となっていきます。
実際のところ、STAGLEE「ブログ」はとても多機能で、Facebook や Twitter では実現し得ない情報発信・表現が可能です(詳細はまた改めて本ブログでもご紹介するつもりです)。
上図は、ブログを作成する時に利用するエディタの様子ですが、様々なツールが用意されていることがお分かりになるでしょう。
ネットワークが集客の流れを変える!
個々のオフィシャルサイトで既存のファンだけにアピールできるツールよりも、新たなファンを獲得できる可能性のあるネットワーク「STAGLEE」へのご参加をぜひご検討ください。
1人でも多くのパフォーマー、そして多くのステージ事業者が集結すれば、相互作用のチカラが働き、集客を高めることに繋がります。イベントに参加するオーディエンス(観客)も「関心の輪を広げる」楽しさを感じてもらえるはずです。