昨年11月にスタートしました STAGLEE の「オンライン予約」ですが、おかげさまで概ね好評を頂いております。もちろん、まだまだ完璧ではなく、皆様からの有難いフィードバックを頂きながら、日々改良を重ねております。
すでにご利用いただいている方の多くは、随分と「オンライン予約」に対するご理解が深まってきた感があります。しかしながら、なかなかシステム開発を続けながら、皆様にご紹介して回ることは困難なことで、願わくばこのブログ記事で一人でも多くの方に「オンライン予約の魅力」をお伝えできれば幸いです。
今までのライブハウス等の予約方法は、電話予約にせよ、メール予約にせよ、様々な問題があります。
例えば電話予約の場合は、通常お店に人が居るときだけが受付可能で、多くのライブハウスでは夜の時間帯しか連絡が取れません。また電話は、1対1の連絡手段なので、誰かにつながれば、当然その他大勢の方には「話し中」というストレスを与えます。公演中には電話に出られないというライブハウスもあり、1日の中で予約できる機会はかなり限定的です。
ではメール予約ならば解決か、といえば決してそうではありません。
メール予約は、メールを送信することは24時間いつでも可能だという意味では電話よりもマシですが、ライブハウスから予約者へ予約確定メールが届いて予約受付が完了する、というやり方が大半です。
この方法では、例えば席数が50席のお店の場合、最大50件の予約確定メールを出せば終わり、というわけにはいきません。人気のイベントでは、数十件のお断りメールを送信しなくてはならない場合もあるのです。
これに加えて、携帯電話会社が提供するメールアドレスの場合、各社のスパムメール対策が災いして、メールが届かない、ということが多発している現状があります。通常、予約確定メールは、手動で行われるため、定型文を発信するとしても、予約確定の通知を受け取るまでにかなり時間がかかる、という印象があります。さらにメールが届かないこともあれば、トラブルに発展するケースもあると聞きます。
STAGLEE のオンライン予約は、この現状を解決する仕組みなのです。
24時間予約受付を行い、自動で予約確定メールを送信し、予約内容は整理番号とともに「Eチケット」という形で送られます。
また前述の理由でメールが受信できなかったとしても、予約した直後に STAGLEE にログインすれば、「Eチケット」を受け取ることができるのです。
以下の表は、ステージ事業者様向けにまとめた、オンライン予約とメール予約の違いです。
この違いは、そのまま予約者の利便性にもつながることになります。
| オンライン予約 <前売チケット> | オンライン予約 <後払チケット> | メール予約 |
Eチケットの発行 | ◯ | ◯ | ❌ |
オンライン販売 | ◯ | - | - |
事前決済(Stripe) | ◯ | - | - |
イベント毎の予約数制限 | ◯ | ◯ | ❌ |
チケット毎の予約数制限 | ◯ | ◯ | ❌ |
予約開始日設定 | ◯ | ◯ | ❌ |
予約終了日設定 | ◯ | ◯ | ❌ |
整理番号の自動発行 | ◯ | ◯ | ❌ |
メール返信(予約確認) | 不要 | 不要 | 必要 |
来場者リスト作成 | 自動 | 自動 | 手動 |
販売集計 | 自動 | 自動 | 手動 |
入金タイミング(Stripe) | 即時 | イベント当日 | イベント当日 |
来場受付 | 集金不要 (スムーズな入場) | 要集金 (混雑要因) | 要集金 (混雑要因) |
ライブハウス等のステージ事業者にとっては、イベント登録時に、自身のコントロール下で「Eチケット」の発行設定が可能で、予約受付は自動でシステムが行なってくれますので、時間と手間を大幅に節約できることになります。
ライブを観に行く観客(予約者)にとっては、スマホがあれば、STAGLEE でいつでも予約状況が確認できるので安心ですし、何よりもすぐに予約が確定することで、今までの予約時に生じていたストレスから解放されるのです。
STAGLEE では、この考え方をベースに、より良い仕組みを提供できるよう日々改良を重ねております。
今後も益々進化を遂げる STAGLEE に是非ご期待ください。
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