#61 (初級編) 9thと♭9thの使い分け その1
皆様へ。
いつもご視聴有難うございます。
さて、4月の配信ですが、初級編については既にお気付きの様に、3月の配信からコードネームを理解する為の論理的なレクチャーを始めました。
コードネームとは何か?
この問いに対しての明確な答えが見つけられない方も多いと思います。
これが、最初に皆さんが味わう挫折だと思います。
コードネームを理解する為には、まず「コードスケールから!」これが一般的な順序だと思います。
確かに、スケールを覚える事はとても大切で重要な事ですが、色々な場面に応用!となれば、ひとつのスケールだけでは限界があり、
ソロをする上では、これだけでは到底サウンドを構築するまでには及びません。
この動画配信ではスケールと同時に、まずはソロメイキングの為に必要なテンションを使いこなす事から始め、コードを理解して行こうと思います。
なかなか、ハードルは高いと思いますが、これによってジャズハーモニー(ポップスも同じ)を感じたり再現できたり、
また、パーカーやコルトレーン、サンボーンやマイケル、デイブコズやカークウェイラム、全てのポピュラリティーある演奏のカッコよさ!!
を理解出来る様に皆様の所謂「センス」が構築されると思います。
シンプルなソロ、コンテンポラリーなソロ、エモーショナルなソロ、、、、等々。
たったひとつの音使いで、さらにカッコ良いソロに生まれ変わります。
みなさん頑張ってください。
こちらが注意しなければいけない事は、理解している者が、理解している者の論理を押し付けない様に、解りやすく丁寧な説明をして行く事を心がけます。
また、中上級編のレクチャーと初級編のレクチャーを行き来する事もお勧めします。
そして最後に、論理的な事を理解しても演奏技術が疎かでは伝える力が半減します。
必ず基本的なトレーニングを忘れず、まずは楽器を使いこなす様、練習してください。
難しい言葉を喋る練習も、相乗効果としてはとても役立つ練習です。
これも、是非チャレンジしてください。